新入生、保護者のみなさまへ
大学生協は、皆さんの生活を支える「我が家」です。
滋賀大学学長
位田 隆一
皆さん、滋賀大学へご入学おめでとうございます。みなさんにとって希望に満ちた4年間が始まります。大学では、一人ひとりがそれぞれの目標や夢に向かって、自分を磨き、友人たちと切磋琢磨して、一歩一歩山を登っていきます。正解のない問題にチャレンジするのです。と同時に、それは皆さんが大人としての独り立ち生活を始める場でもあります。その中で、大学生協は、あたかも皆さん一人ひとりの我が家であり、親代わりになります。教科書や参考書、文房具などの販売、様々な資格試験の講座受付などの支援や、けがや病気などのための学生総合共済・保険や旅行の切符の手配などのサービスも行っています。一人で生活するようになる不規則になりがちな食生活についても、生協食堂はバランスのとれた、安い価格で、食事を提供してくれます。タンパク質、カルシウム、塩分など栄養素も表示され、自分で健康管理ができます。私も利用しているので、皆さんと食堂などで会う機会も少なくありません。実は滋賀大学のゆるキャラ「かもんちゃん」グッズもあります。新入生の皆さんも、生協に加入して、豊かで実りの多い学生生活を送っていただくことを願っています。
大学生協は、みなさんの学びと生活をサポートします
滋賀大学生協協同組合
理事長 鈴木 康夫
(滋賀大学経済学部 教授)
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんは大学生という、より大人に近い存在になり、自分のことを自由に決めて行動する、その自由の範囲がこれまでより格段に大きくなりました。それは素晴らしいことなのですが、不安に思う点も多くあるでしょう。そうした皆さんを様々な面からサポートするのが大学生協です。
この「入学準備ガイド」のページをめくってみてください。様々なサービスを紹介しています。食堂、書籍の販売(書籍は10%オフです!)、その他生活・学習に必要な物の販売やサービスの提供、住まいの紹介、そして、いざというときの備えとしての学生総合共済等々、どれもみなさんの学生生活に密着したものばかりです。イメージとしては、高校にあった購買部や売店が大規模になった感じでしょう。ただ、それらと大きく違うのは、生協というお店がサービスを提供し、みなさんがそれを受ける、という単純な関係ではないことです。生協は組合員の意思により運営される組織です。年に一度、組合員の代表によって開かれる総代会により意思決定をおこない、日々の運営も組合員の意見を採りいれながらなされます。最初に「自由」と書きましたが、組合員には生協のあり方を決める自由があるともいえるでしょう。
滋賀大学生協 は、小さな大学の小さな生協です。ですので、京都・滋賀の複数の大学生協で組織する事業連合の中で、他の生協と助け合いながら運営されているという面があります。何もかも自由というわけではなく、制約を受ける点も多くあります。しかし、小ささを生かし、小回りを効かせて、みなさんの声を可能な限り運営に生かしていくよう努力しています。総代会だけではなく、「ひとこと」という投書や、生協職員や生協学生委員に直接声をかけるなど、様々なチャンネルがあります。 新入生の皆さんもこんな滋賀大学生協に加入してください。そして、まずは食堂のカウンターの中にいる「食堂のおばちゃん」に、料理の感想や希望など伝えるところから、一緒に築く生協、一緒に築く学生生活を始めてみてください。